まず、日本の方が驚くのは全ての道に名前が付いているという事だと思います。
私もオーストラリアに来たばかりの時は、「おぉ!こんな細い道にまで名前がついてるんだ?!」と驚いたものです。
ただ、海外旅行を良くされる方ならご存知だと思いますが、海外では道に名前が付いていることは結構常識です。
今回、通りに名前が付いてる事を日本のラジオで紹介しようかな~っと友人に話していたら、「え?日本では道に名前がないの?じゃあ住所はどうなってるの?」と逆にとても不思議がられました。
日本では番地とかだよ~っと言うと「はぁ?ちょっと待って、、そんなの無理でしょ?!」とめちゃめちゃ驚かれました。
私は他のアジアの国がどうなのかは知りませんが、少なくてもアメリカやヨーロッパでは普通に道には名前が付いているものなので、日本の道には名前がないのが常識だと知ると本当に驚かれます。
私も今では道に名前が付いてるのが常識になってきているので、たまに日本に帰って住所を言われたら、どうやってそこに辿り着けば良いのか分からなくなる時があります。
もちろん、携帯のマップ機能を使えば良いだけの話なのでしょうが、私の様に度を超えた方向音痴には道に名前があるというのはすっごく便利な事なのです!
そんな道の名前ですが、まずはオーストラリアでの道の種類はこうなっています。
- Street(St):道路の両側に建物がある公道
- Road(Rd.):舗装された2つの地点の間の道1レーン以上、1,2本の車道で構成された道。歩道もある
- Way:長距離の道を含む通路、またはRoadから外れた小道
- Avenue(Ave.):道のどちらかの側に建物か木がある公道、ストリート(St)に垂直に走る
- Lane(Ln.):基本路肩などもない狭い道
- Place(Pl.):行き止まりになってしまうRoadかStree
- Drive (Dry):私有車道などの短い道、または直線というよりかは曲がりくねった道
- Crescent(Cres)::カーブがある道
- Court (Ct): 行き止まりになる小路
で、これがケアンズCityの地図です。
見ての通りに全ての道に名前が付いています。
道の名前の後の文字を見れば、その道が行き止まりになるのか、などが分かるようになっているのでとっても分かりやすいと思います。
まぁケアンズCityは中心地ですので、基本的にStreet(St):道路の両側に建物がある公道、しかありませんが。
標識も分かりやすい所にありますので、道の名前が分かれば、地図が分からない私でもちゃんと目的地にたどり着けるので有難いです。
ちなみに面白いストリート名で調べてみたら、こんなのがありました。
ちょっと見難くてごめんなさい💦
でも、この辺りはロード・オブ・ザ・リングが好きな方なら堪らないらしいですよ。
主人公のフロドを始め、作者のトールキン、作中に出てくる神々の名前が付けられてるそうです。
私も映画は見ましたが、原作を読むほどのファンではなかったので、神々の名前までが分かりませんが、、、。
こんな事が出来るのは、道の名前を付けるのがその土地の開発者で、市がその名前が不適切でないかのチェックして決定になるからです。
オーストラリアでは結構、下関係の名前もあるので、余程の事でないと却下になる事はないと思います。
なので、この土地の開発者はきっとロード・オブ・ザ・リングの大ファンだったんでしょうね。
ちなみにうちの近所は、夫の知り合いが開発者の方だったので、聞いてみた所、親族の名前や、友達の名前などを道の名前にしたそうです。
自分の名前がずっと通り名として残るのは、、、どうなんでしょうかね💦
私はあまり好まないですが、、、、
是非、オーストラリアにお越しの際は、ストリート名にも注目してみて下さいね!
ここまで読んで頂きありがとうございます!。
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