ケアンズでワーキングホリデー:生活 学校編

さて、エージェントも決まり、荷物も準備が済んだら、あとは行くだけです!!

私はエージェントさんが航空券、ビザの取り方、日本を出国する前の公的手続きなどを教えてくれたので全てスムーズにいきました。

日本からケアンズまでは、約8時間で着きます。

残念ながらが、日本からの直行便は現在ジェットスターのみです。1社しか無いと選ぶ手間が要らないかもしれませんが……私はど〜してもジェットスターと相性が悪いようで😓遅延、キャンセルを何度もくらっております😂こればかりは運の問題なんでしょうが、選択肢が欲しいです💦


到着ゲートに着くと、ホームステイファミリーが迎えに来てくれているはずです。
私の場合、パパさんが遅刻して来たので焦りました😳しかし、ローカルの人達は優しいです。焦っている私に話し掛けてくれて、代わりに電話してくれました。英語の分からない私に身振り手振りで「寝坊して遅れて来る」事を伝えてくれました。

もし、学校やホームステイを手配していないなら、空港から出る方法は
  1. バス
  2. タクシー (Uber含む)
  3. レンタカー
が主になると思います。バス、レンタカーなら到着ゲートに窓口がありますし、タクシーはエントランスを出れば並んでいるのが見えると思います。
詳しくはこちらをご覧下さい
この他にもちろん旅行会社運営のバスがありますが、団体旅行の方用ですので記入しませんでした。
各バックパッカーホテルの無料シャトルバスなどもありますが、それももちろん予約した方のみです。乗りたい場合は宿の手配時などの事前予約が必要です。



ホームステイは、ともかく初めは頑張って慣れる事です。分からない場合は分からないとはっきり言い、嫌な事は嫌とはっきり意思表示が必要です。私は元来の恥ずかしがり屋と気を遣う性格で大失敗しましたので、強く伝えたい!はっきり意思表示しないと大変な事になる!っと。

ホームステイには残念ながらビジネスでされてる方もいらっしゃいます。私の家は残念ながらそうでした。決して悪い人達ではなかったのですが、食事やお風呂のルールなどとても厳しく、部屋もガレージの中に作られた小屋の様な所で、ケアンズの7月は寒くて寝られませんでした。後々知った事ですが、私のホームステイはボーイズ限定でガールズは受け入れられない家だったそうです。

パパもママも決して悪い人ではなかったですし、私なりに家の経済状態などを察して何も言えなかったのです。

が、しかし、私の後に入った女の子は3日でギブアップ。そこで学校が調べた所『この家庭は部屋の安全性からボーイズ限定』だったという事。その女の子に言われた事は「あんな所に1ヶ月も居たの!!?」でした。自己主張…大事です😓

ただ、こんな言い方はなんですが、もちろん当たりのホームステイもあります。私の友人の家庭は利害関係なく、自分の子供の様に扱ってくれていましたし、ケアンズを去った後もずっと連絡を取っていました。

ホームステイはそんな感じでしたが、学校はとても楽しかったです。

学校の初日はオリエンテーションの後、簡単なテストでクラスを決めます。
私は聞き取りが出来ても話せなかったのでElementary(初級)でした。その後は金曜日ごとにテストがあり、先生の判断でクラスが変わるシステムでした。
私は最終、Upper Intermediate(中上級)までいけました😀ついていけなかったけど💦

ちなみにクラスは大体何処の学校もこんな感じです。
  • Elementary(初級):日本人は大体ここから。簡単な挨拶程度の英語が出来る
  • Pre-intermediate(準中級):基本的な英語のコミュニケーションが出来る
  • Intermediate(中級) :英語で意思疎通が出来る
  • Upper-intermediate(中級上):自信を持って英語話せるが、少し間違いがまだある
  • Advanced(上級):ほぼ不自由なく英語が話せる
私が行っていた学校はSun Pacific College で当時はCityのど真ん中に学校がありました。現在ではKewarra Beachに移っており、立派な寮もあるそうです。ちなみにCityからはバスだと40分位でしょうか、少し遠いです。ですが、とても環境の良い所にあります。私はよくその辺りを散歩するので、たまに学生に出会うと懐かしい気持ちで一杯になります。

私がその学校を選んだのは、エージェントさんのお勧めでもありましたが、1対1のレッスンがあったからです。

私はそのレッスンで素晴らしい先生に出会いました。

Peter B。本当に素晴らしい先生でした。ちなみに先生の事は名前だけで呼びます。
当時すでにPeterがもう一人いたので彼は名字の1文字を取ってPeter Bと皆に呼ばれていました。私が彼をレッスンの相手に選んだのは、年配だった事、声のトーンが聞き易く私でも会話になった事、そして一度普通の授業を受けた時に分かり易かったからです。

年配が良かったのは、私は様々なトラウマから同年代の男性が苦手だったからです。子供の頃に色々あって、自分が酷く醜い容姿なのではないかと悩んでいました。小学生の頃は顔を出来るだけ髪で隠していました。年が経つに従って、段々とマシにはなっていったのですが、それでも同世代の、特に男性に顔をじっと見られるのは苦痛でした。

Peter Bはそれにすぐに気付いたようで、何度目かの1対1のレッスン時にゆっくりと私にこう言いました。

「君は美しく、強い女性だ。君が望めば何でも出来る」

私はその時、Peter Bの前でひどく泣いてしまいました。彼は優しく微笑んでティッシュを渡してくれました。
この言葉は今でも私を支えてくれる言葉になりました。

その後も私は何度もPeter Bのレッスンを選び、シェアハウスの相談や友達の事など何でも話しました。
正直、この時に私の英語は伸びた気がします。

語学学校を卒業した後は会う機会もなく、風の噂でまだ学校に居ると聞いて嬉しい思いでしたが、3年程前にお亡くなりになられたそうです。

あの時、あの言葉がなかったら、私の人生は大きく変わっていたと思います。
最後にもう一度お会いしたかった。本当にありがとうと伝えたい。

私はPeter Bに出会えた事もあり、あの学校に行って本当に良かったと思っています。

先生だけでなく、沢山の友人にもそこで出会いました。
シェアハウスの情報、今後のプラン、恋愛の事、くだらない話、何でも楽しかったです。

今は語学学校に行かず、そのまま働くワーキンホリデーの子も多いようですが、私は語学学校の密な環境でこそ出来る友人もいると思うのでお勧めしたいです。


次回はケアンズでワーキングホリデー:生活 シェアハウス編をお届けしたいと思います。


ここまで読んで頂き有り難うございます。
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